恋人、パートナーがいない状態の時は
「ああ、恋人が欲しい。手をつなぎたい、キスをしたい、肉体関係を結びたい、癒やされたい、いちゃいちゃしたい、寂しさを埋めたい、その事を周りに自慢したい」
こういう気持ち、こういう欲望で心の中がいっぱいだと思います。
これ、悪い事ではありません。
欲望は持って良いですし、
欲望を満たす事で、幸せや満足感、充足感を得れるのですから、それで良いですし、
欲望がなかったら、そもそも行動しようとしません。
上記のような気持ちが一切現れなかったら、
そもそも恋人が欲しいなんて思いませんよね。別に一人のままで良いじゃないですか。
だからその浮かぶ欲望は持って良いのです。その欲望を叶えるために行動して良いのです。
決して「こんな事考えちゃう自分は汚れてる」なんて罪悪感を持ってはいけません。
むしろそういう罪悪感があなたの行動を制限し、幸せから遠ざけるので、今すぐ捨てて、そんな自分を受け入れてあげてください。
行動して、何かを手に入れるのが、地球という星です。
しかし、それだけでは手に入らない
しかし、ただただ欲望にかられて、合コン通い、婚活などをしてても、
結果はそうそう出ないと思います。
合コン、婚活パーティーみたいな所って、
お互いがお互いを自分の欲望のために品定めしに行ってるような状態ですよね。
相手の見た目、能力、価値観、趣味、財力などのスペックを確認して、
おメガネにかかった相手を自分の欲望を満たすために狩りに行く。
そんな感覚があるじゃないですか(笑)。
でも、それって完全に自分主体になっちゃってるんですよ。
お互い自分の欲望をぶつけ合ってるだけで、
エネルギーが循環してないんです。
エネルギーをぶつけ合ってるだけだから、相手と恋に落ちません。
相手と自分のエネルギーが循環している状態、
これがパートナーの状態です。
他者貢献という幸せ
例えば、自分に優しくしてくれる、気にかけてくれる異性が現れたら、
段々その人の事が好きになっちゃいますよね。
逆に自分が心惹かれる人に対しては、
なんか相手が喜ぶ事をしたくなりますよね。
そう、本来、人って他者貢献したいって思ってるんですよ。
相手を喜ばせたり、相手に居心地のいい環境を提供できると、
自分もなんだか幸せな気持ちになりますよね。
ここで、「いや~人の事より、自分の事だなぁ。。人に尽くすなんて面倒くさい」って思ったかもしれません。
そうそれも正しい。
正しいというか、そう相手に感じるという事は、
あなたがまだそう感じられるような人に出会えていないだけなんです。
欲望と貢献のMIX
例えば、私に初めて彼女が出来たのは専門学生時代で、留学生でした。
この時、クラスに留学生(外国人)がいたんですね。
外国人グループがいて、
なんだか分からないけど、私はその外国人グループが新鮮に写って、心惹かれるものがありました。
なので、自分から極力その外国人グループに話かけていました。
相手はまだ日本語が片言なので、
日本語を積極的に教えてあげたり、私も授業や宿題そっちのけで、
外国語の勉強ばかりするようになっていました。
その外国人グループの一人の女の子にすごく心を惹かれていて、
自分の彼女にしたいなぁ。この子ともっと仲良くなって、手をつなぎたい、キスをしたい、肉体関係を結びたい、特別な存在になりたいって思いました。
なんというか、
「自分の欲望」と「相手への貢献」がミックスされてる状態でした。
彼女達の力になりたい。彼女達が異国の地で不安を感じないように、
手助けして、心地よい環境を提供したい。
そう自然と思ったんですよ。
普段からそういう貢献しよう、人助けしようなんて気持ちがあるかって言ったら、ありませんよ。
でも、彼女に対しては、そうではなく、
自然と「貢献したい、手助けしたい」って思えたんですよ。
その裏にはもちろん、デートしたい、肉体関係に至りたい、愛されたいっていう欲望も同時にあり続けました。
この「欲望」と「他者貢献」が合体した状態って、
人が一番輝いてる状態であり、魅力的な状態であり、人が幸せだなと感じ、生きてる実感を強く感じられる状態です。
だから、恋人がなかなか出来なくて、自分、自分ってなってる状態、
これは間違いではないんですけど、その状態だけだと恋愛はうまく行きません。
大事なのは、「この人によくしたい、手助けしたい、貢献したい」って自然に思えるような相手に出会う事。そしたら、自然とそうしていくうちに、自分の願望も叶ってます。
*貢げって事じゃないですよ。あれは一方的にエネルギーを与えてるだけで、循環していません。間違った貢献の仕方で、自分の願いも叶いやしません。
ただ、奢ればいい、気遣えばいいって事じゃない!
よく、恋愛マニュアルみたいな奴で「おごってあげなきゃダメだ」とか「唐揚げにレモン汁をかける時は、相手にかけていいか聞いてからかけなきゃダメだ。気遣いが大事だ」
みたいなのってあるじゃないですか(笑)。
そういうのを、ただ淡々と実行してても、あなたに幸は訪れません。
なぜなら、大事なのは気持ちだからです。
相手は、その行動に気持ちが入ってるか、入ってないのかっていうのを感じ取ります。
ちょっとした動き、言動、微表情から感じるんですよ。
「この人すっごい優しいけど、なんか違うんだよなぁ。なんか変な感じするんだよなぁ。。裏があるのかなぁ。。」って感じる事もあるじゃないですか。
そう、そういう風に本音っていうのは、あなたの微細な動きから伝わってます。
「とにかく体の関係すら結べればいい」みたいな気持ちで接してると、
やっぱりそのギラギラ感が伝わりますし、
「この人お金目当てだなぁ~」「この人アラサーで焦ってるんだなぁ。周りの事ひがんでるんだなぁ~」とか、なんとなくちょっとした目つき、仕草、言葉遣いから伝わってしまうわけです。
長年恋人が出来ない人ほど焦って、誰でもいいから捕まえなきゃ~っていう気持ちになってくると思うんですよ。でも手当たり次第にアタックしても、全然手応えがないと思うんですね。
その「誰でもいい」とか「私を拾って」みたいな気持ちは捨ててください。
そういう気持ちでいると、お友達以上恋人未満みたいな、中途半端なエネルギーの人ばかり引き寄せてしまいます。
大事なのは、自分に自信を持つ事なんです。
自分は素晴らしいんだって自分でまずは認める事。
長年恋人がいなかったりすると、自信を失ってたりするじゃないですか。
でも、それって「長年恋人がいないとダメな奴」って自分でそういうふうに定義してるだけなんですね。
その自分で決めた謎のマイルールを消し去ってしまってください。
「存在してるだけで、自分は素晴らしい」って思ってください。これが正しいパートナーを引き寄せるためにすごくすごくすごく大事です。
自然と貢献したくなるような異性が現れたら、
素直に自分に出来る事はないか考える。そして実行していく。
その気持ちに入ってる状態はとても魅力的に写ります。
もし、その気持ちで相手に接したのにフラレてしまったとしても、
その境地に行っていれば、自然とあなたに相応しい人がすぐに引き寄せられてきます。
貢献したいという気持ちにならないような相手に、
「とにかく誰でもいいから性欲を満たしてくれー」
「とにかく誰でもいいから私をもらってくれ~」
みたいな感じで、手当たり次第アタックしても無駄だという事です。
「そんな事言われても、そう思える相手に出会えないから困ってるんですよ」というのがあなたの本音ですよね。そういう人はフィールドが間違ってるだけです。フィールドについてはこちらの記事をよく読んでください。
まとめ
- 欲望は持って良い。むしろ欲望に対して罪悪感なんか持ってはいけない。
- 自分自分と、自分の欲望エネルギーをただぶつけても、相手は受け入れてくれない。
- 自然と貢献したくなるような人を見つけ、その人に貢献エネルギーを伝える。
- 欲望と貢献の気持ちがミックスされると、エネルギーが循環する。
- 存在してるだけで自分は素晴らしいと思う。それが望んだ相手を引き寄せる。
- 出会えないのであれば、正しいフィールドに移動する。