異性と接する時に緊張する人のための意識の外し方

異性と話す時、異性と2人きりに職場などでなってしまった時や、
好みのタイプな人と接する時って緊張しちゃいますよね。

なんかドジな事をやってしまって恥ずかしい思いをしたり、
体が硬直しちゃう事、ありますよね。私も沢山あります。

また、話しかけて仲を深めたいのに、頭の中が真っ白になっちゃって、
全然何話していいか分からない、なのにいつも目で追ってしまう。
あります、あります。

そういうの、減らしていきたいじゃないですか、
大丈夫ですよ、そういうの、余裕で克服できます。

(異性じゃなくても、ただ緊張しやすいという人にも有効な方法です^^)

写真で血圧記録アプリ

誤った意識を外していく

まず、「女の人と話すのが苦手」「男性が苦手」みたいなのって、
あなたの思い込みです。

だって、

幼馴染みだったり、兄弟姉妹だったり、両親や親戚の人だったり、
話せる異性も沢山いますよね?

じゃあ、なぜ緊張するタイプの異性がいるのかって話なんですけど、

これっていうのは、別に同性でも同じなんです。

例えば、会社の社長と話す時は緊張するとか、
取引先の人と話す時は緊張するとか、
怖そうな風貌の人だと緊張するとか、
いつもズバズバ指摘してくる先輩には緊張するとか。。

そう、別に異性だから緊張するとかではなくて、
「この人には粗相(そそう)があってはならない。粗相があると後ですごく自分が損する事が起きるぞ~」という時に緊張するようになってるんです。

だから、子供の頃は親の前だと緊張するって人もいたんじゃないでしょうか?
なぜなら逆らうとこっぴどく怒られたり、殴られたり、暗い部屋に閉じ込められたり、おもちゃを捨てられたり、買ってもらえなくなったり、ご飯抜きになったり、

そういう自分にとって損な事、怖い事が起こるから、親の前では良い子を演じてたって人もいると思います。

そう、つまり、なんで異性の前で緊張してしまうかというと、
その人に粗相があると、自分に損な出来事が起こるって思い込んでるからなんです。

じゃあ、損な出来事って何か?って話なんですよ。

まあ、よくあるのは、「変な奴だと思われたくない」とか
「情けない奴だと思われたくない」とかそんな感じですよね。

でも、じゃあ、他の人、例えば、同性の同僚とか、異性でも全然タイプではない人に対して、
そういうふうに「変な奴だと思われたくない」とか「情けない奴だと思われたくない」とか思うかって話なんですよ。

あんまり思わないですよね、正直。
思ってしまう場合は常に緊張してしまう対人恐怖状態かもしれません。

以前、とある席で一緒になったおっちゃんがいたのですが、
そのおっちゃん、若いおねーさんと結婚してました。

そんな渋いおっちゃんが、彼女が長年出来ないんですよ~と嘆いている若者が数人いたので、アドバイスしてたんですけど、

「とにかく着飾らないで、ありのままの自分で勝負するしかないんだよ」って言ってたんですね。

そうです、今流行りの「ありのまま」です(笑)。

でも、このアドバイス、すごく真実を言ってるなと私は思いました。

そう、タイプな異性の前では、どうしても「変な奴だと思われたくない」とか「情けない奴だと思われたくない」って思っちゃうんで、全然普段の自分とは違うキャラで接しようとしちゃうわけですよ、なんかカッコつけた、着飾った自分とか、ツンデレ演出をした自分とか。

だから、相手の前で、自分が望んでないような言動や態度を取ってしまって、
「ああ~失敗した~変な奴だと思われた~」って自己嫌悪に陥るわけです。

逆に言うと、着飾らず、普通に接する方が、一番うまくいくんですよ。
実際、普通に接する事が出来たら楽なのにって思いますよね。

でもその「ありのまま」が急に出来なくなるから、困ってるわけですよね、あなたは。
私もそうでした。

でも、今は私は緊張ほとんどしませんし、緊張してやらかしたとしても、自己嫌悪に陥りません。なぜかって部分をちょっと話していきますね。

強い自分を当たり前にしてしまう

これ、すごく大事な事で、私が電話恐怖症を克服して、今じゃ電話セールスを縮み上がらせて逆に撃退するほどに人格が変わった方法なので、本当に実践して欲しいのですが、

まず、あなたは今「異性が苦手~」って思ってますよね。
でも、最初に話した通り、あなたにも全然緊張せず話せたりする異性もいるわけです。

つまり「異性が苦手」という自分もいれば、「異性と話すのも別に普通」という自分も自分の中にいるのです。

実際、人生がうまく行ってて、自信に満ち溢れてる時は、強気な自分が意識を乗っ取っているので、強気になりますし、

逆にいろいろ失敗して自信を失ってる時というのは、弱気な自分が今度は意識を乗っ取っているので、弱気な自分を演じるようになるのです。

酔ってると強気になる人も一緒です。

つまり、多重人格者と同じで、人間だれでも、いろんな人格(ゲシュタルト)を心の中に持ってるんです。

で、このゲシュタルトっていうのは、いくらでも作れます。

だから、まず「タイプの異性や苦手な異性に堂々と接してる自分」っていうのをイメージしてみてください。

実際に相手と楽しそうに話しているシーンをイメージして、
強気に接してる自分の感覚を感じてください。

イメージが難しかったら、普通に接する事ができる異性や過去強気に接する事が出来た異性を思い出してみて、その人と接してる時のイメージを思い出しながら、やってみてください。

これ、本当に効果があって、ようは、役者が何度も役になりきるために、練習するのと同じで、それを何度も何度も演じてると、本当にそういうゲシュタルトが強くなって、そういう態度を取れるようになります。

もちろん、実践で急にビビってしまってやっぱり失敗したって事もありますが、
でもそれって実戦経験が積めたという感覚になるので、
また同じミスをしないように、繰り返しシャドーイングしていると、実践でもどんどんうまくなっていきます。

どうしても緊張してしまう理由

で、なんで緊張しちゃうかというと、「良く思われないと、痛い処罰が待っている」って思い込んでるから、緊張しちゃうんです。

だから、

「別にこの人に、変な奴とか思われたり、つまらない、ダサいって思われたり、嫌われたとしても、自分に害はないよな

って思って欲しいんですよ。

実際、害はないんですよ。
仮にその人にかっこ悪いとかダサいって思われたからって、なんだというのでしょう。
そう思われたなら、「あっそ、私とは性格が合わないし、縁がなかったね」
でいいじゃないですか。

別に他にも異性なんてこの世に山ほど、そう35億いるんですから(笑)。
そのちょっと見た目がタイプだった奴にどう思われようがどうでもいいんですよ実は。

ここで、ちょっと緊張して、水をこぼしたとか(私よくやってました)
声が震えちゃったとか、無言になっちゃったとかあっても、いいんですよ。

『うわー、相手に好きってバレた~』とか『気があるって思われた~』とか
いいじゃないですか。

それで別に不便な事って実はなくて。
なんというか、いちいち自分の外側で起きる事に過剰反応してるから自己嫌悪に陥って、
もっと自信を失ってくんです。

〇〇って思われた~っていうのも、自分の思い込みでしかありません。
実際、どう思われてるかなんて分からないんですよ、エスパーじゃないので。

例えば、私も、たまたま仕事の休憩で一緒になった女の子と2人きりで
ちょっと無視して一人でスマホいじってるのもなんだったので、
珍しく自分から話振ってみた事ってあるんです。ちょっと親睦を深めたいタイプだったし。

で、そしたら、いつにもない事やるもんだから、
ちょっと体が緊張しちゃったのか、
紙コップに入った水をこぼしちゃったんですよ。

ちょっと恥ずかしかったですし、
「なんか私の事好きで緊張しちゃったのかしらとか思われたかもなぁ」
なんて一瞬思いましたけど、

案外逆にそれから、向こうから話しかけてくれるようになって仲良くなったんですよ。
仕事辞める時なんか、お別れのハグしてくれて、びっくりしたくらいです。

他にも、勇気出して、飯でも行きませんかって誘ったOLさん。
やんわり断られたんですけど、あとで周りに聞いたら結婚されてる方で(汗)、

ああ、アホな事してもうたって自己嫌悪になりましたけど、
なんかそしたら、逆にバレンタインチョコくれたりして、
前よりフレンドリーになってくれたなんて事もありました。

そうそんなもんで、どう思われてるかなんて分からないし、
どう思われてもいいじゃないですか。

実際、変な奴だなぁって思われたであろうパターンも沢山ありますが、
思われたからって、どうでもいいんですよ。

だって、他人なんだから。
「私の事好きで緊張してるんだ~」って思われたとして、

あっそ、そう思ってればいいじゃん。どうぞご勝手にって事なんですよ。

そう、あなたがいちいち外側の事に過剰反応すればするほど、
疲れてエネルギーを奪われて自信を失ってくだけで、何の意味もないですし、
むしろマイナスの効果しかないのです。

逆に、過剰反応するのをやめれば、「経験」や「教訓」になります。つまり成長します。

例えば、路上ナンパする人。ああいう人っていうのはまさにそうで、
いちいち相手がどんな反応を返してくるかなんて、気にも留めてないわけですよ。

嫌な反応されても、「あっそ、どうぞそう勝手に思ってください」で終わりで、
すぐまた次に行くじゃないですか。

そう、つまり、いちいち外側の世界の動きに過剰反応してないんですよ。
これ、本当に重要です。恋愛だけではなくて、これからお金も、欲しい物もどんどん引き寄せていくために、すごく重要な事です。

なぜなら、過剰反応すればするほど、エネルギーを無駄遣いしているので、
やる気がなくなり、自信を失い、どんどん欲しい物が手に入らなくなっていきます。

というのも、欲しい物、お金、出会い、そういったものもエネルギーで出来てるからです。

つまり、エネルギーを感情の発散で無駄遣いする事で、巡ってくるはずの幸運が巡ってこなくなるって話なのです。

単純に考えてください。

路上ナンパ出来る人の出会える頻度と

緊張して異性と全然話せないという人の出会える頻度で行ったら、

どう考えても、上の方が出会える頻度は何十倍も高いわけです。

それは、ナンパできる人の方が、エネルギーを感情で無駄遣いしてないからです。

そう、思い込みで感情を発散する事ってすごくエネルギーの無駄遣いなんだって事、
覚えておいてください。

そう、だから、いいんですよ、なんか緊張して変な反応してしまったとしても、
そこで自分を責めない。責めないで、「ま、どうでもいいか」と思えばいいし、

次はうまくいくように、シャドーイングをやり直して、何度も練習しておけば、
今後の会話もしやすいですよね。

相手がそれでバカにするような反応を取ってきたら、
逆に「あ、こんな低レベルで嫌な性格な人だったんだ」って幻滅できて、
それでこれからは緊張する必要がなくなるわけですし。

というわけでまとめです。

まとめ

  • 強気で接している自分をイメージし、その自分に成りきって、実際に相手とうまく話している状態をシャドーイングする。何度も練習して、そのゲシュタルトを強くする(本物の人格にしていく)
  • 失敗して、ちょっと恥ずかしい事があっても、いちいち自己嫌悪しない。「あ、自分とは話が合わなかっただけか。」とか「ま、どうでもいいか、いい練習になりました」としか考えない。
  • いちいち自分の外側の出来事に反応しない。オーバーリアクションするのを普段からやめていく。感情的になればなるほど、自己嫌悪し、自信を失い、大事なエネルギーを無駄に消耗して、アンラッキーな人生になっていく。負のスパイラルで良い事なし。

別にドライになれ、無感情になれって事ではないのです。
自己嫌悪とか、恥ずかしさとか、怒りとか、イライラとか、
そういうのに使ってると疲れるわけですし、自信を失うしで良い事なんですよ。

逆に嬉しい時、楽しい時は、一緒に思い切り感情を出して楽しめばいいわけです。
そしたら相手も楽しくなるし、喜んでくれますよね。

それってエネルギーを相手と循環してる、ループしてるので、
疲れないし、自信にもつながるわけです。良い影響が出るわけです。

というわけで、私もこれで実際にあまり緊張しなくなりましたし、
電話恐怖症も治ったほどの効果なので、ぜひ実践してみてくださいね。