インターステラーが教える「引き寄せの仕組み」とそれをフルパワーに使いこなす方法

クリストファー・ノーラン監督のSF宇宙大作映画でインターステラーというのがあります。

地球が人間の住めない環境になりつつあったため、主人公のクーパーとその仲間で外宇宙へ行き、人類が移住するための星を探す物語なのですが、

最後の方のシーンでは、誰かが作った5次元空間に主人公のクーパーはたどり着きます。

我々の住む世界は4次元(3D+時間)の世界です。

そして、我々は4次元の住人なので、なんとか時の流れがあるという事を知覚出来てますが、だからと言って時の流れを早めて未来を見たり、逆に過去に行ったりという事が出来ません。

しかし、5次元世界では、我々が3D空間を移動できるように、時間の移動も可能です。

インターステラーでは実際、クーパーが地球に残してきた娘マーフの過去から未来を自在に見る事が出来ました。

クーパーは宇宙で体験した驚愕の事実(=人類を救う方法)を地球にいる娘になんとか伝えようと、5次元空間で娘の過去から未来までを行ったり来たりして、悪戦苦闘します。

声が直接聞こえるわけじゃないので、本棚を揺らして本を落としたりだとか、(科学的に重力波だけは次元を越えて伝わるらしいので、重力の力を使って物を落としたり)、そういう事をするのですが、最初、娘は「幽霊がいるなぁ~」くらいにしか捉えてなかったわけです。

最終的には、大人になったマーフは、あれは幽霊ではなく、宇宙にいる父さんが私にメッセージを贈ろうとしていたんだと気付いて、マーフは人類を救うわけですが、

これって、今我々が生きてる現実世界にも同じ事が起こっていると考えると、あなたも欲しいものをもっと楽に引き寄せられるようになります。

写真で血圧記録アプリ

インターステラーから5次元の仕組みを学ぶ

例えば、あなたが「多機能ヘルシーオーブン欲しいなぁ~」と思って、電気屋に行ったとします。

しかし、いかんせん高い。。とてもこんな高い値段を出してまで買おうとは思えない。。というか今は無理だ。。

という感じで、やっぱり買うのをやめたとします。しかし、この「ヘルシーオーブンを手に入れたい」というオーダーは、5次元世界に住むあなたの分身(まあ神様と思ってもらっても良いでしょう)にも伝わっています。だって、5次元の人は、あなたの人生をインターステラーのクーパーのように見てますから。

『じゃあそのオーブンを手に入れるのを助けてあげよう』っていう事で、5次元の次元先生はばーっと最短で手に入れる方法を模索してくれます。

次元先生は1ヶ月後にとある中古ショップにあまり使われておらず、まだピカピカの例のヘルシーオーブンが入る事を知りました。しかもさらにあと1ヶ月経っても買われておらず、さらに1ヶ月経つと価格を半額にしている店長の姿が見えました。

つまり、3ヶ月経った後に、あなたがその中古店を訪れれば、きっと喜んで半額のこの中古オーブンを買うだろうと次元先生は思って、あなたが3ヶ月後にその中古店に足を運ぶように仕向け始めます。

3ヶ月後のある日、街を歩いているとなんだか、急にピザが食べたくなってきました。
たまたま近くのパン屋さんでピザが一切れ売っていたので、買いました。

「これ、うちにオーブンがあって、それで温めたらカリカリになって、もっとウマイよなぁ~。。そういえばオーブン欲しかったんだっけなぁ~」なんて考えていたら、雨がぽつりぽつり。。ザーーー。

雨宿り出来る場所を探そうと、目の前にある中古用品店に入ります。
雨が止むまでちょっとそこに置いてあるものを眺めていると。。

「え・・これ。。前から欲しかったヘルシーオーブンじゃん。。キズとかないし、中も綺麗。。動作保証付き。。しかも価格が新品の半額以下。。え?まじで?これは買ってもいいんじゃないか?!」

混乱するあなた。ガッツポーズする次元先生。『ハッハッハ!うまく行ったわい!大成功じゃ!』

そう、この日ピザが食べたくなったのも、たまたま雨が降ってきて、この店に入ってしまったのも、すべて次元先生が計算して仕掛けた罠(良い意味で)だったのです。

5次元の天使と4次元のスパコンの戦い

しかし、あなたはなぜかそのオーブンを手に取りません。
あなたはいろいろ考えてしまっています。

「確かに半額でこんな良い状態のはそう見つからない。でも、新品じゃないっていうのがちょっとなぁ。。しかもどうやって持ち帰ろう。。後で車で取りに来る?面倒かな?配送してもらう?配送料とかどうせ高いんでしょ、配送料入れたら、安くないかもなぁ。。いや、これだったら、箱に入れて手さげフック付けてくれれば持ち帰れるか、いやでも別に明日でも良くないか?明日っていうか次回でも良くないか?ちょっと待て、もっと待てば、もっと安くなってるかもしれないぞ。。それ以前にオーブンなんて買っても置く場所どうするんだ?うちの広さから考えて置く場所なんて。。」

こんな感じで思考が開始されると、もう止まりません。思考はスーパーコンピュータですから、ひたすら過去の経験則から正しい判断をするようにタラレバを無限に出してきます。

『お、おい。。何をしとるんじゃ!』と焦る次元先生を横目に、
あなたは雨が止んだのを見計らって何も買わずに店を出てしまいました。

その1ヶ月後、あなたはまだオーブンの事を何度も何度も考えていました。やっぱり欲しい、やっぱり必要だ。。そうだ買おう!と決めてまたあの店に行ってみました。しかし、オーブンはすでに売れてしまってありませんでした。

あなた「なんてこったーー!欲しかったのに~!!」

次元先生「欲しかったなら、もっと早く買えよ!!(ズコー)」

そう、まさにインターステラーのクーパーとマーフのように、すれ違ってしまうわけですね(笑)。

欲しい物が遅れてやってくる原理と手に入らない原理

「あれが欲しい!」と思っていると、忘れた頃にそれをゲットできるチャンスが来ます。その原理は5次元の次元先生がいつも手助けしてくれてるからです。

「あれが欲しい!」と思って、すぐにそれが手に入らないのは、我々は4次元の壁(時間の壁)を越えられないからです。

5次元世界の住人であれば、欲しいと思った後、それを手に入れる過程をすっ飛ばした未来に行って、すぐにそれが手に入ります。ドクター・ストレンジのタイムストーンの能力みたいに時間を早送りしてパッとそれを手にする事が出来ます。

しかし、4次元に生きてる我々は、時飛ばしは出来ませんが、5次元の人は、「先の未来でここに行って、こういう行動を取れば、それが手に入るよ~」というヒントを送ってはくれます。

そのヒント(運命)に導かれるまま、たどり着けば、それが手に入りますが、
我々人間って変にツンデレじゃないですか。

好きなのに「あんたなんてだいっきらい!」って言ってみたり、気を引くために嫌がらせしてみたり。

そのツンデレ思考が付いてると、欲しいものが目の前にやってきても「別に欲しくないし~。」とか「ほんとはそんな欲しくないよな、要らないよな」「自分には高嶺の花だよな」と拒否してしまいます。

「こんな都合よく手に入るなんて怪しい!きっと裏がある!」

みたいにいろいろあらゆる手に入れない理由を考えてしまって、それを拒否してしまうんです。素直に受け取ればいいのに。

まあ、確かに時間の経過と共に、欲しくなくなってしまう場合もありますよね。
それはそれで無理に手に入れる必要はないと思います。

「ご縁がなかった。また別のご縁があるさ。」

そう考えていれば、また別のもっと欲しかったもの、もしくは、もっとあなたを満たしてくれる物と出会えるはずです。

しかし、本心は喉から手が出るほど欲しいのに、思考のささやきが過去の経験を元に反対してくる場合は、その思考を停止し勇気を振り絞って手に入れるべきです。

そう、思考を裏切るって勇気がいるんですよね。だって、過去の経験則を破る、つまり自分のルールを破ってしまう。なんだか悪い事をしてる気分になったりもします。

分かります。でも、その思考を停止して行動した時って大抵すごく欲していたものが手に入り、ハッピーになります。なんというか、もう降伏して運命に委ねる感覚です。

あ、でももちろん人間社会のルールを守った上でですよ。欲しいものがあったから盗んじゃえとかそういう事じゃないですよ。そういう人は同じく後で5次元の導きでものすごい痛い目を見ます。まあ、もともと奪うという思考の人が、わざわざ引き寄せるなんていう時間のかかる回りくどい思考を取りはしないでしょうけど。。

ただ、なぜ5次元の人があなたを応援しているのかと考えると、それはインターステラーのように、実は5次元の住人は未来の自分(達)なのかもしれないですね。未来の自分は「あの時、ああしてれば良かった~」みたいなのを知ってますから、そこで過去の自分に違う行動を取らせようと、いろいろ5次元世界からメッセージを飛ばしてくれます。

「俺の言う通りにしとけ~そしたら後悔させないぜ~!」って何でも知ってる未来の自分が欲しいものを手に入れる最短ルートを教えてくれるわけですが、

未来が見えず不安な我々は、過去の経験則、つまり思考で判断してますから、
その過去の経験則の判断を取ってしまうと、引き寄せられるものも引き寄せられないわけです。

大事なのは、自分の欲求に対して素直になる事です。
自分の気持ちに素直に従う。思考で抵抗せず、降参して気持ちに従う。それを普段から繰り返すと、5次元の力を使いこなせるようになっていきます。(かくいう私もまだまだ抵抗しちゃう事多いですけどね。)