俺/私はなんのために生きてるんだろう。。なんかしんどい、辛い、もう嫌だなぁ・・
そんな感じで、生きてる事に疲れを感じている人には共通点があります。
それは「自分ではない誰かの人生を生きている」という事です。
偽りの人生から降りるために
例えば、今日は早く帰りたいって思ってる時に限って会社で
「〇〇さん、悪いんだけど今日残業してくれるかな?」
「一緒に飲みに行くんだけど、〇〇さんももちろん来るよね?」
とか言われて、嫌々それに従ったりしてませんか?
もしくは、自分はハワイ旅行に行きたいと思ってるのに、
かみさん/旦那さんに「そんなのダメ。そのお金はこっちに使うんだから」とか、
スカイダイビングに挑戦したいと思ってるのに、母親から
「そんな危ない事ダメよ」とか
そうやって自分のやりたい事をやらせてもらえない状況かもしれません。
人によっては、やりたくもない介護をやらされている人もいるかもしれませんし、
一緒に住みたくもない嫌味な姑と嫌々住んでるかもしれない。
で、上のような例って、ようは全部、誰かに言われた通りに生きてるんですよ。
そう、全部本当は自分がやりたい事とは別の選択を仕方なく取っているって事です。
でも、仕方なくと言いつつも、あなたがそれを選んでるんです。
だって早く帰りたいなら、上司からの残業のお願いを断ればいいし、飲みに行くのも断って帰ればいいじゃないですか。飲みに行くのなんて残業代が出るわけでもないですし、なんのメリットもないですよね。
ハワイ旅行に行きたかったらパートナーに反対されても、「うるさい!絶対に行くったらいく!」って言ってチケットを買ってしまえばいいですし、スカイダイビングも反対されようがやりたきゃやってしまえばいいのです。
介護も義理の親ならやる必要ないですし、自分の親でも嫌なら、必死に施設を探して、施設に無理にでも入れましょう。ホームヘルパー雇って、出来る限り負担減らしていきましょう。
嫌々やってるから、人生が辛いのです。
なのに、なんで本音に従った行動をやらないかって、
あなたは、「みんなに嫌われたくない」と思っているからです。
失望されたくない、見放されたくない、軽蔑されたくない、みんなにとってイイ人でいたいって思ってるんです。
でも、それを続けてる結果、「ああしんどい。こんな人生いやだ。私はなにをやってるんだろう。俺の人生って一体なんなんだろう。空っぽの人生だ。」って感じてくるわけです。
なんで空っぽに感じるかって、自分の本音をいつも無視して、誰かの人生を生きてるからです。
だから、ここで大事な事って、みんなから嫌われる覚悟をしっかり持つ事です。
嫌われてもいいじゃん
嫌われるのが怖いって思ってる人って、常に自分を受け身で見てます。
だって、強気な人って逆なんですよ。
「私はあいつが嫌い。」って平気で言うでしょ?
そう、自分は嫌われるとか、そういう視点じゃなくて、自分が好きか嫌いかなんです。
だから、あなたもそういう視点を持てばいいんです。
嫌われちゃうって怖れるんじゃなくて、
「なんで私があなたの言う事に従わなきゃいけないの?これって私の人生なんだけど。」
って、一回思ってみてください。
「そんな、傲慢な人間になりたくないです」って思ったかもしれませんけど、
大丈夫です。そういうふうに考えられるやさしいあなたのような人は傲慢にはなりません。
一時的に天狗になる時もあるかもしれませんが、すぐに「いかんいかん。」と我に戻ってやさしいあなたに戻れるから大丈夫です。
でも今は逆に、あまりにも他人目線で生きてるから疲れるわけです。
もっと自分を大切にしようよって事を言ってるのです。
だって、あなたの人生の主役は、あなたの親でも先生でも上司でも友達でも恋人でもパートナーでもありませんよ。あなたの人生の主役はあなたです。
だから他人の人生の脇役を演じるのは、今すぐ辞めてください。
あなたはあなたの人生の主人公なんだという事をちゃんと自覚しましょう。
だから、主役をちゃんと演じてください。
ソーの映画に助っ人としてハルクが出るみたいに、
たまに助っ人を演じてあげるのも良いですけど、
でもハルクはハルクで自分の映画もあるし、自分が主人公のストーリーを生きてるんです。
だからあなたの人生はあなたが主人公なので、主人公らしく振る舞ってください。
だから、残業もやりたくないなら断ればいいし、逆にやりたいならやればいいんです。
他人の意見に嫌々従うんじゃなくて、自分の心(本音)に従うんです。
好かれようとすると相手はあなたを奴隷化する!
これ、本当に気をつけて欲しいんですが、
例えば、「〇〇さん、残業頼むよ」と言われて、何度も当たり前のようにOKを出してると、上司も当たり前のようにあなたにばかり頼るようになります。
段々「〇〇さんは残業してくれて当たり前。助けてくれて当たり前」みたいな思考になってきて、逆に断ると「なんだよあいつ。傲慢になりやがって」みたいに、いつも助けてあげている恩を忘れて、逆恨みされたりします。
夫婦で家事分担もそうで、皿洗いとか毎日やってあげてたら、「あなたが皿洗い係」みたいに勝手になってるわけです。で、やらない日があると、『なんでやらないの?あなた皿洗い係でしょ』みたいな事言われるわけです。今までの恩も何もそこにはないのです。
だから他人の人生の雑用や脇役にはなってはいけないのです。
嫌な時は普段からきっぱりと嫌だという意志を出すようにする方が、
よっぽどあなたにとっても、相手にとっても健全な関係を築けるのです。
あなたが好かれよう、嫌われないようにしようと思ってやってる事が、
いつの間にか他人に利用されているだけだったりするのです。
「は?いつから私が皿洗い係になったわけ?こっちが善意でやってあげてるのに、感謝するどころか、あんたは王様気取り?あんた私を奴隷か何かと勘違いしてない?私今日からもうやらないから。調子こいてんじゃねーよバーカ!」って一度キレてボイコットしてやるのも良いですよ。
自分の人生の主役は自分なんだという事をしっかり思い出してください。
誰かに指図される覚えはないし、誰かに何かを強要される理由もありません。
あなたは自由に生きて良いのです。
だから誰かに批判されようとも、失望されようとも、嫌われようとも、
自分が正しいと思った生き方をしましょう。
嫌われ失望される覚悟が決まって前に進める、やりたい事をちゃんとやれる、正しい生き方を選べる人生になると、もう人生は辛くありません。人生充実して毎日がもっともっとエキサイティングで楽しくなりますよ。