あなたの周りには、お節介で逆にこの人迷惑だなと感じる人、いるでしょうか。
もしくはやたら上から目線でアドバイスしてきたり、
馬鹿にするような態度を取ってくる人もいるかもしれません。
ここでは、あなたがそんな人のせいで
毎日精神的に疲れないようにする方法を教えていきます。
特に気が弱くて、相手に言い返せない人は、読んで自分を強くしてください。
年収を聞かれたら答えますか?
「年収いくら?」「月収いくらもらってるの?」こんな事を聞いてくる人がたまにいると思います。でも、こういう事って非常にプライバシーに関わる事であり、普通は言いたくない事ですよね。
それを平気で聞き出そうと上から目線でしてくる人に出会ったら、
あなたはそこで年収を言ったりしてはいけません。
それこそマウンティング人間の思うつぼで、
それを聞いて、王様気取りであなたを評価し始めるだけです。
こういう、人のプライバシーに土足で入ってくるような奴には、
堂々とNO!を突きつけてやる必要があります。
「は?なんでそんな事あなたに教えなきゃいけないんですか?」
「聞いてどうするんですか?比べて楽しみたいんですか?」
「教えませんよ。普通そういう事話しませんよ。」
「教えたくないんで。そういうの比べ合う人とか、アドバイスヅラしてくる人まっぴらなんで」
と、にらみながら、ハッキリと断りましょう。
ここで、「いや~ちょっと計算してみないと分からないかなぁ。。」とか誤魔化す必要はないのです。誤魔化すと、相手は自分よりこいつは弱気だとさらに根掘り葉掘り聞いてきたり、上から目線でアドバイスしてきて指導者やメンターぶった態度を取ってきます。
だからそういう奴相手に下手に出てはいけないのです。
たとえ過去に下手に出ていたとしても、
これからは毅然(きぜん)とした態度をしっかりと取りましょう。
あなたが毅然とした態度を取らない限り、相手はこれからも同じようにマウンティングしてきたり、指導者ぶってアドバイスしてきたりします。だから毅然とした態度をこれからは取ってください。こっちはムカついてるんだという態度を露骨に相手に返すのです。
「余計なお世話です」とか
「そんなに指導者ぶりたいんですか?」
「人と比べて楽しいですか?」
「そんなに自分を認めてほしいんですか?」
と図星をついてあげると良いです。
そしたら相手もやめてきます。
人に質問されると素直に答えてしまう病
そもそも、人に質問されるとなんで答えてしまうかというと、
「正直に答えなきゃいけない」という真面目君洗脳を過去にどこかでされてきたのでしょう。
私も昔は、電話セールスなどでプライベートな質問やアンケートにホイホイと聞かれるがまま真面目に答えてしまっていました。言いたくもない事にまでです。
でも、ある時、電気事業者と思われる人が突然訪問してきて、「おたく今、電気代いくら払ってます?」と答えて当たり前ですよ、私が電気のアドバイスしてあげますよ的な上から目線でいきなり接してきたので、「はぁ?なんでてめーにそんな事教えなきゃいけねんだよ?なんだてめーいきなり?不審者か?帰れ!」と睨みつけて追い返してやりました。
以前の私だったら「あ、ちょっと待ってくださいね。今電気のレシート持ってきて、お見せしますんで」となんの疑問も持たずに相手に尽くしていたでしょう。
ここで大事な事ですが、
あなたは、答えたくない質問には答えなくて良いのです。
特に昨今は個人情報保護法があるので、名前、住所、電話番号などは、
書きたくない時、教えたくない時は、ハッキリと「個人情報なんでお断りします」と法律で断って良い事になっています。
なぜ相手の質問にホイホイ答えたくない事まで答えてしまうかというと、
あなたは「嫌われたくない」「恐い」「揉め事を起こしたくない」のように、
常に相手主体で考えているのです。
でも待ってください。あなたの人生はあなたのものです。
マウンティング人間の格付けのためや、欲しくもないものを無理やり売りつけてくるセールスマンのために、あなたの人生を台無しにする必要などないのです。
逆ですよ、逆。相手はあなたの人生をぶち壊そうとしてきているわけですから、
そこで恐れるのではなく、怒りを感じてください。
「何様なんだこいつは?」という怒りを感じ、
それを露骨に相手に返すのです。
そうする事で、相手はもうそれ以上、あなたにマウンティングしてきたりはしなくなります。
嫌われる勇気を持とう!
いいんですよ、それによって険悪な空気になったり、
相手に嫌われたとしても。
だって、嫌な事を平気で聞いてきたり、余計なお世話を言ってくるような人とは関わりたくないですし、マウンティングされたり、比べられたりしたくないですよね。
本音ではさっさとそういう状態から抜け出したいって思ってますよね?
だったら、こっちから嫌われて、さっさと関わらないようになりましょう。
嫌われてるのではなく、こっちが嫌ってるんだという気持ちでいてください。
常に相手主体ではなく、こっちが主体で考えるのです。
別に自己中になれだとか、周りとの協調性を無くせ、
アウトローになれと言ってるわけではないので、誤解しないでくださいね。
マウンティングしてくるような人、変なお節介をしてくる人はごく一部なのです。
そういう事をされない限りは、周りとも和気あいあいとやったり、助け合ったり、笑顔で挨拶したりと相手に感謝しながら接すれば良いのです。
感謝の気持ちで人と接していると、福が帰ってきます。
とても良いエネルギー循環が起きて、心地よい、良い日々を引き寄せます。
マウンティング人間に対しても、
馬鹿にした態度を取ってきた時や、上から目線でアドバイスしてきた時、
答えたくもない質問をされた時だけ怒りを露骨に前面に出して、
毅然とした態度を取れば良いだけで、
そういう事をしてこない時は、普通に笑顔で接すれば良いです。
そしたら「ああ、この人にはマウンティングはやめよう」と
相手も思ってしてこなくなりますから。
マウンティング人間も基本的に劣等感の塊なのです。
何か過去に辛い事があったのでしょう。
だから誰かを見下して必死に自分は上なんだと強調したいのです。
だからと言って、相手の標的になって相手に生気を吸われ続けて、
毎日精神的に疲れる必要など一切ありません。
そういう奴には毅然とした態度を取る事がとても重要なのです。
毅然が難しいなら、キレればいいです
毅然とした態度をいつもうまく取れないという場合は、
しっかり一つ一つの言動に対して怒りのゲージを溜めていきましょう。
そして、ある時点で、怒りのゲージがMAXになったら、あなたは相手にキレてるはずです。
キレてしまえば、あなたの本音を相手にぶちまける事が出来るはずです。
そうすれば、相手もそれ以上あなたにむやみに関わってこなくなります。
無視も効果的です。露骨に無視して、あなたの事が私は嫌いですという態度を取りましょう。
相手も反応してくれる人を求めてますから、無視をして、露骨にあなたが嫌いですという態度を取っていれば、何も言ってこなくなります。
とにかく相手の思う壺にならないように、絶対に下手に出ない事が大切です。
<注意>倍返しとか絶対に思ってはダメ!
最後に大事な事を言います。
マウンティング人間を撃退する事に成功したとしても、
そこで今度あなたがその人の上に立とうとか、
「倍返ししてやる!」
「ざまあみろ!こっちの反撃だ!」
「悔しがれ!痛い目見ろ!」
なんて思ってはいけません。
それでは今度はあなたがマウンティング人間になってしまいますし、
あなたが嫌なヤツになってしまいます。
相手も常に嫌な奴ではないのです。
私もこれは沢山経験があるのですが、
「この人、きっついなぁ。。なんか嫌な人だなぁ」という人に対して、
一度毅然とした態度を取ると、
それ以降は、相手は他の人同様、普通に接してくれるようになったりします。
だって、人間、全部が悪いって事はないんですよ。
その人にも良い部分はいっぱいあって、
たまたま嫌な部分が顔を出してて、それがあなたに向かってきてるだけなんです。
だから、その嫌な部分が出てきた時に、毅然とした態度を取って、
そこを凹ませてあげると、今度は良い部分が顔を出して、
自分にとっても良い人になってきます。
相手にも良い部分と悪い部分があって、自分にも良い部分と悪い部分がありますよね。
例えば、たばこのポイ捨てするAさんを見かけて、「なんてクズなんだ」と思ったBさんは、違法サイトで映画を無料ダウンロードしているなんて事多々あります。
たばこのポイ捨ても悪いけど、違法ダウンロードも同じく悪い事ですよね。
みんな完璧じゃないし、良い面も悪い面もあるという事です。
全部が全部悪であるなんて人はいないんです。
だから、マウンティングしてくるような人も全面が悪という事ではなくて、
たまたま悪い部分が自分に対して向いてしまってるだけなんだって理解してください。
遊戯王という漫画でも最初、遊戯をいじめていた城之内君が、その後遊戯の親友になって彼を守るようになりますが、
そんな感じで、ちょっとしたボタンの掛け違いだったりするのです。
だからそこに毅然とした態度を取って、自分に嫌なものが向かなくなったら、
それ以上相手を責めるのはやめましょうという事です。
罪を憎んで人を憎まずという奴ですね。