予算オーバーした方が実は正しい選択である理由

「これ欲しいんだけど、予算オーバーなんだよなぁ。。」

こういう事っていつもあると思うんですよ。

自分が欲しい物なんだけど、値段がちょっと高い。。
だから1つ下のグレードを選ぼうとか、欲しい機能が付いてない奴を我慢して選ぼうとか、類似品でいいやとか。

旅行でホテルを選ぶ時も
「本当はオーシャンビューに泊まりたいけど、予算オーバーになっちゃうからパーキングビューの部屋で我慢しよう。。」

みたいな事って結構ありませんか?

そもそもその予算というのは、どこから出てきたのでしょうか?

なんとなーく、

「自分の貯金や給料とか考えて、この位の金額が妥当、これ以上使っちゃうとあとあと生活が辛くなる気がする。。」

こんな感じだと思うんですよ。

でも、それって、今までの自分のパラダイムで導き出した答えです。

写真で血圧記録アプリ

今までの自分のままで良いの?

あなたは今までの自分のままで満足でしょうか?
本心では

「前よりもっと良い物が欲しい、もっと良い生活をしたい、もっとカッコイイもの、今我慢している事を解決してくれる機能が付いてるものが欲しい」

と思ってますよね。

そうなるためには、今までの自分のパラダイムの予算で考えてはいけません。

今までの自分のパラダイムで物を選ぶという事は、
今までと同じグレードのものしか選べない
=グレードを上げると絶対予算オーバーするという事なのです。

予算というのは、今までの自分のリミッターです。
自分はこの程度の物を使うのが妥当、これ以上お金を使う事はおかしい。

と勝手に線を引いているのです。

だから今までより良い生活になる欲しいもの
=予算をオーバーしてて当たり前なのです。

無駄遣いしろ、高い物を買えって事じゃないですよ。

私も100円ショップでも頻繁に買い物します。
100円ショップのアイテムでも
コレいいな、デザインもいいな、使いやすいなって物はどんどん買います。

そうじゃなくて、「これは、デザイン、機能、大きさなどから言って、まさに自分が欲しいものだ」っていうのがあるのに、予算オーバーだからやめておこう。グレードを落とそう。デザインは我慢して類似品を買おう。

みたいな事はやめましょうという話です。

予算オーバーしてでもそれを買う事です。
あまりにも予算オーバーしてて無理だ、
借金になってしまうって時は、5次元世界の住人に頼みましょう。

「これは近いうちに必ず手に入る。どうやって手に入るのかは今の自分には分からないけど、必ず手に入るから、その時までこの事は一度忘れて待ってよう。」

そういう風に考えてください。

時間と共にそれが最適なタイミングで手に入る時が来ます。
もしくはもっと良い物が手に入ったりもします。

我慢は癖になり、何も手に入らなくなる

これだという欲しいものがあるのに、類似品や下のグレードで我慢してると、
それが癖になります。

癖になると、毎回自然とそういうものを選ぶようになっていき、
欲しいものを買ってはいけないという暗示を自分でかけるようになります。

そうなってくると欲しい物は手に入りません。
たとえそれが予算内でも、なぜか買ってはいけない気がしてきて買わなくなってしまいます。

「お金が貯まったら買おう」と思ってたのに、
実際に貯まったらそのお金を使うのが惜しくなって結局買わないでしょ?
それと同じです。

逆にこれが欲しい!ってものを毎回選んでいると、
それが当たり前になります。

そして予算オーバーしてても生活が苦しくなるわけではなく、
そういうものが手に入るのにふさわしい器に自分がなっていきます。

変な話、給料が上がったり、別収入が入ってきたり、
他の支出が減ったりして、予算オーバーしたのに生活は苦しくなりません。

人間って潜在意識下で辻褄を合わせようと行動するので、
自然と大丈夫な状況になります。

事実、過去に予算オーバーな買い物や旅行をして、
その後、ご飯を食べるのも大変なほど苦しい生活になった事ってあるでしょうか?

私の場合、予算オーバーでも欲しいものを素直に買った時の方が、
その後、収入が一時的に増えたり、余計な出費が減ったりして、
苦しい生活になった事はありません。

むしろ、それを手に入れた事によって強い幸福感がこみ上げてきて、毎日がルンルンになります。

グレードを落として買ったものは、「本当はあれが欲しかったんだけどなぁ。。アレにしておけば機能的にももっと楽だったよなぁ。。」みたいに不満が毎日よぎって、それによってストレスが増すので、買ったのにアンハッピーだったり、ストレスが増えて無駄遣いも増えたりします。

冷蔵庫で妻との関係が変わった

例えば、以前は小さな冷蔵庫を使っていたのですが、
毎日、妻と冷蔵庫のスペースの取り合いで口論になっていました。

「余計なものもらってくるな、買ってくるな」
「いつまで保存するつもりだよ、腐るまで入れっぱなしで食わないくせに」

と自分の保存しておきたいものが入らないので、
ものすごくストレスでした。

その後、引っ越したタイミングで、当時の感覚ではかなり予算オーバーでしたが、
絶対に喧嘩にならないであろうサイズの冷蔵庫を買いました。

機能も自動製氷スペース付きで、デザインもカッコイイものを選びました。

すると、妻との口論が無くなりました。お互い好きなものを買って、
好きなものを保存しておけます。

以前はアイスを保存したり、氷を作るスペースすら余裕がありませんでしたが、
自動製氷で「げっ!欲しい時に限って氷がない!妻に全部使われた!」というストレスも無くなりました。

やっぱり冷蔵庫を買う時も

「ワンサイズ小さいのでいいかな。それでも前よりは全然大きいから、妻と自分のものを入れてもギリギリ足りるかな。。自動製氷なしでもいいかな。。」

と妥協しようか迷いましたが、

ギリギリのを買ってたら、やっぱり喧嘩になってたはずです。
余裕があるから、心に余裕が生まれます。

例えば、誕生日のようなイベントの時って、
いろいろ料理作ったり、ケーキ買ったりするじゃないですか。

そういう時に、パッと全部入れる余裕が残ってる。。
余裕があるから、そういう時に喧嘩にならない。

やっぱり妥協しないで良かったなとつくづく思いましたし、
予算オーバーでしたが、
予算というのは当時の自分(パラダイムシフト前の自分)が勝手に引いたラインなので、
実際は全然大丈夫だったんです。

そして、そういうお気に入りのものを買うと、
大事に使いますから、長持ちもしやすいです。

お気に入りでないものほど、雑に扱って長持ちしませんよね。

当たり前です。潜在意識下では
「買い換える大義名分が欲しいから、さっさと壊れてくれ」って思ってますから、
結局は早く壊れて、そしてまた買い直すはめになり、出費はむしろかさむのです。

また、予算オーバーして欲しかったものを手に入れると、

「こんなものまで手に入れられるほど、自分も成長したんだなぁ~」って
しみじみそれを見るたびに感じられます。

それは潜在意識に「お前は成長したんだぞ!どんどんすごくなってるんだぞ!」
と刷り込んでる事になるので、自信が増し、収入も増えたりします。

つまり予算オーバーって実はいい事なんです。
予算内でなんとか探そうとしていると、
新しいパラダイムに行けません。

今まで通りの生活しか出来ません。

でも、あなたが目指しているのは、今までより良い生活ですよね?

だったら、何か買う時は、妥協するのはやめましょう。
早くその今までより良い生活をどんどん実現するために、
これが欲しい!でも予算オーバーだ!どうしようって迷った時は、

「これは自分が新しい自分に変われるチャンスだ!」と思って買っちゃいましょう。

今までのセオリーで物事を決断してしまうと、
今まで通りの人生が続きます。

「自分が目指している自分」のセオリーで物事を決断すると、
目指していた人生に変わります。