スーパーと屋台の焼き鳥から学んだお金の錯覚の罠と幸せの法則。

私「なんか食べたいものあるか?」

妻「いや~思い浮かばない」

という会話をしていた時です。ふっと頭に屋台の焼き鳥が浮かびました。

これなら脂っこくなくていいし(まあタレに沢山糖分は入ってますけど)
しばらく食べてなかったんでいいなぁと思いました。

私はスーパーの前などで屋台を出して売ってる焼き鳥が大好きです。

大好きですと書いておきながら、まず買う事はありませんでした(は?)

というのも、「あんな一口で食べ終わっちゃうもんに1本120円とか高すぎないか?」って思ってたからです。

スーパーのお惣菜コーナーにも、大きめサイズで安い焼き鳥が売ってたりしますが、
これがどこも甘ったるくて本当にマズイ。。(好きな方すいません)

妻も同意見で「お祭りとかで買うヤツはおいしいけど、スーパーのは激甘で気持ち悪い」と言って絶対に食べません。

スーパーのはマズイから買いたくないし、
でも屋台のはおいしいけど、小さくて高いから買いたくない。

まあ、自分でレシピ調べて作るって手もあるんですけど、
やっぱり屋台みたいなおいしさにはなりません。

そんな感じで、焼き鳥は我慢してたんですけど、
なんかこういう貧乏くさい思考が自分の収入を減らし、
自分を実際に貧しくしてしまう事を過去の経験や学んできた心理学や脳科学からよく分かっていたので、

私の中の貧乏化ウイルスを殺菌して、お金持ちマインドをより強化し、豊かな生活であり続けるためにも、自分の本音に従って、今日は屋台で買う事にしました。

実際、お金の事は考えないで、好きな物を片っ端からオーダーしました。
で、いくらかかるかなぁ~と思ってたんですけど、
値段は13本買って、1200円でした。

あれ、思ったほど高くないなぁと。

確かに1本140円とかのもあるんですけど、逆に1本80円とかのもあって、
なんだかんだ、1本92円程度のコストでした。

でも、1本1本が小さいし、きっとお腹いっぱいにならないんだろうなぁ
なんて思いながら、妻と食べてみたんですが、

全部は食べきれないで、満腹になりました(笑)。
しかもやっぱりスーパーのヤツとは違ってとてもおいしかったです。

2人で1200円で満足。一人600円。全然安いですよね。

コンビニ弁当買うのと変わらない値段です。

一体自分は、何を恐れていたんだろう。。何をケチっていたんだろう。。
これだったら、別に毎週買っても全然いいじゃないか。。と
今まで我慢してたのがバカバカしくなりました。

写真で血圧記録アプリ

自分で勝手にタブーを作り出している

人は、思い込みから様々なタブーやマイルールを作り出して、
それで自分を縛りながら苦しんでいます。

お金のタブーという面で言えば、
人間は相対的な値段で高い安いを感じます。

例えば、目の前のスーパーで卵が1パック160円の所、
自転車で片道15分かかるスーパーでは100円なら、大抵の人が100円の方に行きます。
この場合「60円も違う!」と感じます。

でも、目の前の店で5060円で扇風機が売ってて、
片道15分の店では5000円で売ってる場合、
「たった60円くらいいっか」と、目の前の店で買う人の方が増えます。

同じ60円なのに、本体価格の大小で感じ方が全然違うのです。
まさに私が感じていた「屋台の焼き鳥は高い」という思い込みにも、
この錯覚も含まれていると言えます。

錯覚に騙されて自分には無理と思い込まず、
えぃ!っとタブーを破っていく事で、
実は自分にも出来るんだという事がどんどん増えていくと、
人生に対する満足度、充実度も劇的に上がります。

実際、手に入るものもどんどん増えていきます。

なぜケーキはお祝いでしか食べちゃいけない?

例えば、私が子供の頃は、「ケーキはお祝いの時だけ」というルールがありました。
プリンやシュークリームなどの他のスイーツを買うのはOKなのに、ケーキだけは絶対に買ってもらえませんでしたし、自分で買って一人で食べてたりしたら、烈火の如く怒られるというルールになってました。

でも、このルールも完全に意味不明です。
実際、ショートケーキなんて、不二家とかで買っても一個300円程度で買えますし、100円ケーキとかを出してる店もあれば、最近はコンビニやスーパーでも安く買えます。

これも親の「ケーキは高い」とか「ケーキは特別」という思い込みが原因です。

これも私は一人暮らしを始めた時に、
もう親の目もないので不二家でドカっとお祝いでもなんでもない日に大人買いして、一気に4種類のケーキをぱくついて、

「あ、ケーキってお祝いじゃなくても、食べたかったら食べていいんだ。何種類でも好きなだけ食べていいんだ。」と洗脳から解き放たれました。自分の中でケーキは特別なものではなく、当たり前のものになったのです。

そうやって、自分の中のタブー、マイルールを破っていくと、どんどん人生が自由になっていきます。そして、「あれ、こんな事したら生活が大変な事になるって思ってたけど、自分には無理だって思ってたけど、全然そんな事なかったや。むしろなんでこんな事で悩んだり我慢したりしてたんだろう。。」とその後は当たり前にそれが出来るようになります。

挑戦するから人生は幸せになる

人には成長欲求というのがあって、赤ちゃんが自分で動けるようになりたいと思って、ハイハイを覚えて自力で移動できるようになって、今度は2本足で歩けるようになりたいと立ち上がる練習をするように、本能的に成長したい、進化したい、自分で出来る事を増やしたいという欲求が備わっています。

なので、あなたが人生を充実させたい、もっとなんでも手に入るようになりたいと思っているのであれば、まずは身近なタブーを勇気を振り絞って破ってみると、経験値がアップして人生が一段と充実します。生きてるという実感も感じられますし、自信もどんどん増していきます。

例えば、今回は焼き鳥というとても小さな金額のお話でしたが(恥)、
私が南国のオーシャンビューのホテルに当たり前に泊まれるようになった時も同じです。

「せっかくハワイに行くんだったら、オーシャンビューのホテルに泊まりたい。」 もう、2,3年前の事ですが、ハワイに10年ぶりに行く事になりま...

結局、無理だと思ってる事とか、
親にやっちゃダメって言われてきた事とかを破っていく事で、
あなたが本当に望んでるもの、恋もお金もなんでも手に入るようになっていきます。

人生とは、こういう「自分には無理だ」とか「自分には難しい」と思ってる事(思い込み)に一つ一つチャレンジして経験値を積んで、レベルアップしていくゲームだと言えます。

どうすれば、恐怖心を乗り越えられるのか?

では、どうすれば、怖い事、リスキーだと感じる事にチャレンジできるかというと、
今の自分に対する執着を捨てる事です。

「これでちょっと今月生活苦しくなってもいいや!どうにでもなれ~えぃ!」って感じです。

「親に怒られてもいいや~嫌われてもいいや~やってしまえ~えい!」って感じです。

今の自分であり続ける限り、同じ不満を感じ続け、それが自信を奪っていきます。
そうすると、本当に望んでる展開へ進めないので、人生がつまらなくなってきたり、なんのために生きてるんだろうと虚無感を感じてきたりします。

それは、ファイナルファンタジーのようなゲームで、強い中ボスが現れて、途中でそれ以上進む事を諦めて、前半ステージでのみずっと遊んでいるような状態です。そんなんつまらないですよね。。

本当に望んだ人生を手に入れるためにも、
あなたが本当は試してみたいと思ってるのに、
なんだかんだ理由を付けてやってない事に「どうにでもなれぇ!えぃ!」と突っ込んでみてください。その積み重ねがあなたの自信を高め、あなたが自分の人生を生きてる実感を与えてくれます。

人生に生き甲斐が見いだせない。なんのために生きてるんだろう、なぜ幸せを感じないんだろうと思ったら、本音に従って、無理だと思ってる事、タブー視してる事を、嫌われる事や自分が変わってしまう事を怖れずやってみてください。

そしたら、人生が再スタートしますから。

PS.

特に親の教え、親の呪縛があなたのルールやタブーを作ってる事が多いです。
でも、その親に怒られそうな事、嫌われそうな事でも、法律に違反していなければ、やっていい事なので、

自分の本音に従って、えい!とやってみると、なんでもない事だったと気付いて開放されます。これを自立とも言いますね。

反抗期の時にどんどん親の嫌がる事をできてる人は親と対等に渡れる心が育ってるのでいいんですけど、真面目な人ほど大人になっても親のルールで生きてて、心が自由じゃない人が多いので、さっさと反抗期、済ませてしまってくださいね。

逆に親の言いなりを続けていると、最終的には親を憎む事になります。
「私の人生はあの親のせいで台無しになった」となりますから、
そうなる前に、もうあなたも大人なんですから、

さっさと親のルールなんかに従うのはやめて
自分ルールで開放された生活を送ってくださいね。