生きてると、何かと嫌な事って起きたりしますよね。
例えば、私も犬の糞の放置を最近近所でやたら見かけるので、とても嫌な気分になります。
今日もそういうマナーの無い飼い主をとっちめる方法はないかとネットを検索していたら、
さらに怒りがヒートアップしてきてしまいました。
ただ、かみさんに言わせると、「ほっときなよ。あんたが首突っ込む問題じゃないし、あんたみたいに正義感ぶった気が荒い奴が介入すると逆効果だよ。」と逆に怒られてしまいました。
まあ、良い悪いはここでは置いておいて、
大事なのは、無駄にイライラしない事です。
嫌な事はさっさと忘れて、気分良くいた方が良いですし、
あなたが無駄にイライラすれば、周りもイライラを感じて、嫌な気分になりますし、
冷静な判断が出来ず、思わぬしくじりをやらかしたりしてしまいます。
こう考えてください。
なにか嫌な事があっても、「ああ、自分はこういう経験をしてるだけなんだ」と思いましょう。
人生はいろいろな経験をするために生きています。
良いと思える経験、悪いと思える経験、
楽しい、素晴らしいと思える経験もあれば、
悲しい、辛い、腹立たしい経験もして、それで人生です。
なので、自分の肉体から一歩出てみて、
「ああ、今日の俺/私は、こういう経験をするという設定なのだな。こういう経験をただ単にしているだけなんだな～」と思ってみましょう。
そうすると、心がスッと軽くなります。怒りがたち消えます。
生きてれば、ツイてないなぁって日もあります。
そんな日は何かある度に、
「こういう経験を自分は今日してるだけなんだな。 これも人生の経験なんだな。」 と思ってみましょう。
そう、この現実世界から一歩抜けて自分を見る感覚です。
ちょっと幽体離脱してみるんです。
この現実世界を生きるストーリーが私にもあなたにもあるんです。
今日は、犬の糞を踏むというエピソードかもしれないし、
明日は運転中ネズミ取りに運悪く引っかかって罰金を払うエピソードかもしれないですし、
あさっては、宝くじで10万円当たるエピソードかもしれません。
毎日あなたのドラマのエピソードがあります。
それを5次元世界の住人達が、ドラマシリーズとして見てると思ってください。
昔、トゥルーマン・ショーという、自分の生活の一部始終が実はリアルドラマとして放映されていたみたいな映画がありましたが、そんな感じなんだと思ってください。
だから、あなた自身も、自分の体から一歩出て、
「今日はなんか腹立つけど、そういう事が起こるエピソードってだけなんだな」と思うと妙に冷静になれます。妙にどうでもよくなります。
あなたが経験しているのではなく、あなた(精神、魂)が入った肉体が現実世界でエピソードを経験しているだけと考えるんです。
自分のエピソードは自分でも改変できる
ちなみにエピソードは自分でも勝手に変えられます。
例えば、私が「犬の糞放置する奴をとっ捕まえて罰金を払わせるエピソードなんだ」って思えば、監視カメラを仕掛けて、毎日張り込んで、実際に警察や市役所に相談してという行動を取って、そういうエピソードになるでしょうし、
私が犬の糞を見ても「どうでもええわ」って思ってれば、そういうエピソードにはならず、
「なんかエアコンが臭うから今日はエアコンの掃除を自分でするぞ～」と決めれば、エアコン自力でお掃除大作戦というエピソードになります。
結局、どんなエピソードにするかは、どこに意識を向けるか次第です。
どんなエピソードにするのもあなた次第ですが、
とにかく嫌な気分になって、何度も繰り返し思い出してしまったり、
ブルーな気分から抜けられないのであれば、
「こういう経験を自分は今日してるだけなんだな。 これも人生の経験なんだな。」と
肉体と精神を切り離して考えてみてください。
そうすると、楽になりますよ。
